Man'yo Luster


天の海に 雲の波立ち 月の船
    星の林に 漕ぎ隠る見ゆ

On the sea of heaven
the waves of clouds rise
and I can see
the moon ship disappearing
as it rowed into forest of stars.


これは、私が万葉集の中で一番好きな歌です。

歩き疲れて帰ってきたのに、なぜか呼ばれるように書店に
立ち寄りました。私を呼んでいたのはこの本でした。

万葉集は家にも何冊かありますが、文庫本サイズ(分厚いですが)
全ての歌に写真があり、英訳があります。


東京へ行くと、電車に乗っている多くの人が、何かに憑かれたように
携帯にのめり込んでいて、不気味でもあります。

光学画面の向こうにあるものは、そんなに片時も目を離せないような
ものなのでしょうか。

これからの、この国を背負っていく人たちには
ぜひとも、古人の歌から美しい夜空に想像の翼を広げて
溜息をついてもらいたいなあ・・と思います。
【2015/04/18 04:51】 | book | page top↑
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