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瑠璃玉アザミの咲く頃に

毎年 瑠璃玉アザミが咲く頃にある人を思い出します。

職場で生協のカタログを見ながら、「瑠璃玉アザミの球根が
欲しいけどこんなに沢山いらないなー、誰か一緒に買わない?」
と誰にともなく話していたら、若い職員が自分が買ってもいいと
声をかけてくれたのでした。 園芸などしそうにないので
「本当にいるの?」と尋ねると、「同居している親が花を
好きなので大丈夫」とのこと、では、と半分を引き取ってもらうことにしました。

庭に球根を植えた翌年1月、その人は急性心不全により帰らぬ人となり
開花を見ることはできませんでした。
書籍「心のお茶。大切な人へ」のHERB TALKローゼル の項でご紹介した人です。

その夏、子供達を連れてご実家のみかん山へお招きいただいた時に
ご本人が車を置いていた駐車場脇にある瑠璃玉アザミを見つけました。
「決して泣いたりしない、せっかく子供達を歓迎してくださっているのだから
楽しく過ごそう」そう心に決めていましたが
瑠璃玉アザミを見た途端に、涙が溢れてきました。

私はベストを尽くしたのだろうか?
瑠璃玉アザミを見るたびに、毎年思い出し「私は絶対いじめを許さない
自分もいじめなんかしない」そう心に誓うのです。
【2019/07/05 22:36】 | 書籍 心のお茶。大切な人へ | page top↑
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