

この本を手に取ったきっかけは「手紙」というタイトルでした。
ステーショナリーオタクなので。
1冊は手紙屋さんと受験生との、何のために勉強するか
もう1冊は手紙屋さんと就活生との、何のために働くか
という話題でした。
結論は、
「勉強」という道具を自分以外のだれかのために使う。」
「人の役に立つ人になる、そのために勉強する」
「多くの人を幸せにするために働く」
「そしてそれが自分を磨き、自分のためになる」
ここだけ抜き取ると、胡散臭いですが
10通の手紙のやり取りから、そこへ到達すると
納得できるのです。
すっかり忘れていたこの本に再会したのは
先日この本を勧められたからです。
2冊とも若い方に差し上げて手元に無いのですが、今、まさにコロナ禍で生き方が問い直される時期、改めて電子版を買いました。
そして自分は人のお役に立てているかと
問い直しました。
コロナ禍の入り口で始めた、香istクラブ
1日おきにお届けするメッセージを、「不安な日々に
楽しみにしている、癒される」と喜んでいただいています。

たかだか100人にも満たない人へのメッセージですが
やっと、「今まで勉強してきたこと(ハーブという狭いジャンルではなく)」を使って「誰かのために仕事をする」ということが
できるようになり
HERB ROUNDTABLE という広くさまざまなジャンルの人が繋がる場所を作ることができた、そんなタイミングで再会できて良かったです。

もしこの本をお子さんに勧めたい方は、
無理強いせず、まずご自身が読まれて
お子さんから悩みを相談されたタイミングで勧めてみるのが
いいと思います。